DONIGOGOのサッカー人生の中学生編
嫌嫌サッカーを初めて3年が経つ
6年生の最後の試合を終えまもなく中学の入学だ
自分の入学する「滝の沢中学校」のサッカー部に入るつもりだ
そのまま行っていればどうなっていたかわからないが、DONIの基盤はここ『FC湘南でできた』と勝手に思っている
入学式間近の3月下旬
FC湘南の最終セレクションがあった
小学校のチームの子に参加してみないかと言われて参加してみた
6月ごろからセレクションを行っているFC湘南の最終セレクションだ
ほぼ受かった人間が練習会という形で練習をしていて、『初めまして』と入っていくDONI
結果は合格
雨の中お父さんが見にきて監督とカタコトの日本語で話して顔が赤くなったのを覚えている
そして始まったFC湘南生活はとても有意義なものだった
FC湘南
藤沢市を拠点にするジュニアユースのチーム
DONIの入団時は県トップリーグ所属の毎年関東大会出場
DONIが1年生の時は3年生が高円宮杯決勝で7−1の圧勝劇を披露してくれた
決勝でのあの試合は鮮明に覚えているし、先輩みんながヒーローだった
かっこよかった
FC湘南は個人の育成に特化している
ドリブル・対人・走り
とにかく個人で打開できる人間を徹底的に育成していくスタイルだ
これがDONIの良い部分であり、悪い部分であるプレースタイルを生み出した
DONIのFC湘南生活 『王様の誕生』
FC湘南ははっきりしている
結果を出せれば何やっても怒られない
結果主義の実力社会がはっきりしているチーム
要するに『点を決めれば他は何もしなくて良い』そんな感じだ
自分で言うのはあれだが、DONIの仕事率は圧倒的だ
守備はしない・ボール奪われたら歩く・動かないで立って待っている
そういう選手
今FC湘南の指導者をやっているがそんな選手がいたらぶん殴る
しかしその時はなんでもできた
なんでもできたからこそ天狗になった
王様の誕生だ
何しても結局点さえ決めれば怒られないそんな環境に子供を置いたらそりゃ王になってしまう
王様は楽しい
王様の挫折
チーム内では何やっても怒られない立ち位置を確立
王様のために奴隷は働けーっと嫌な選手
当時はDONIのこと嫌いな人もいたかもしれない
DONIは守備せずドリブルばかり。奪われたらてくてく歩き、次のボールを待つ
嫌いやわ〜
それができるのはチーム内にいるときだけ
一歩外に出て終えば王様風の人間
県トレというものをご存知ですか?神奈川県の良い選手を集めて地区同士で戦ったり
育成していく。そんな集団のセレクションが毎年あるのだが
DONIは1度も受かったことがない
そりゃそうだ。
FC湘南でのプレースタイルで挑んでいるのだから
全く守備しないし歩いてる人間が受かるはずもない
絶対一番うまいけど
その時はそう思っていた
なんで一番うまいのに受からせないんだよって
県トレは型にハマった綺麗な選手を求めがち
もっと尖った選手の集まりにするべきでそういう選手にサッカーを教えることをするべきだ
今でも県トレの練習を見ることがあるが指導者の自己満感が否めない(関係ないか)
王様はそのスタイルでは湘南地区の県トレすら受かることができなかったという話だ
3年間一回もだ
トレセンのユニフォーム着ているみんなが羨ましかった
王様の進化(悪い方)
挫折をしてから進化?
と思っている読者の皆様もいると思います
王様がさらに王様になってしまう事象が起きたのだ
県トレは一回も受からなかったDONI
それでも自チームでの活躍は凄まじい
そうなるとなんで県トレに入ってないのかという話になるのだ
そして各地区から選抜された選手たちからさらに選抜を進め、Jの下部組織も織り交ぜて
真の神奈川県の代表を決めるセレクションの『最終選考』から参加の5段階飛級をするのである
そして最終選考を受かり、神奈川県国体のメンバーに入り
さらにサッカー選手での王様No.10を背負い王様がさらに王様になるのである
自由奔放なスタイルの貫きでほんのりサッカー選手像を作り上げた
周りの選手はみんなすごくて、ここら辺から『サッカー選手になってみたいな』と感じ始めるのである
そんな王様はどこでも高校行けるに決まっている
県内・県外問わず色々あったけど
家から15分で通える
「日大藤沢」に進学を決めたのである
次高校編です
ここまで読んでくださりありがとうございました
ではまた
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